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ポエムのように描く、ボッティチェッリ(Botticelli)

Apr 09 2016 pingpi

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つい最近まで東京都美術館で行われていたボッティチェッリの展覧会に足を運びました。

彼の絵を目の前にすると、綺麗な歌声が聞こえる。彼は何のために、そして誰のためにこのような美しい歌を描いてるのだろう。

1475年、フィレンツェでは競馬の「La Giostra」という大会が開かれた。とても雄大で華麗な大会であった。当時フィレンツェで一番の人門主義学者として有名だったAngelo Polizianoは壮大なお祭りを記念するため、絶世美人シモネタベスプチに対したジュリアーノの愛を文学的に表現するためにStanze per la Giostra del Magnifico Giulianoというタイトルのポエムを書いた。

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当時最高のポエムという好評をもらったこの作品が、ボッティチェッリの美術を代表する作品、「春」(1478年)と「ヴィーナスの誕生」(1485)がモチーブとなる。美しい女神ヴィーナスが風に流れてきた貝に乗って、徐々に陸地に向かうところを描写している。

本物を見ると、ただただ美しいの一言です。色彩も女性も。厳しいほどの明確さをもちつつも、画風としてのやさしさを感じさせます。

ボッティチェリは「線の詩人」と言われている画家なので、輪郭線も気にしながら観てしまいました。

スクリーンショット 2016-04-12 午前10.05.39

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サンドロ・ボッティチェッリ 初期ルネサンスで最も業績を残したフィレンツェ派の代表的画家。サンドロ・ボッティチェッリ(Sandro Botticelli, 1445年3月1日 - 1510年5月17日)は、ルネサンス期のイタリアのフィレンツェ生まれの画家で、本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ (Alessandro di Mariano Filipepi) といい、ボッティチェッリは兄が太っていたことから付いた「小さな樽」という意味のあだ名である。