Culture Trip in Morocco

APR 09 2016 | SONOXX

初めてモロッコに降り立ったとき。

それはそれは、まるで記憶の奥深くにある遠い遠い夢の中の世界に迷い込んでしまったのかと思うほど衝撃の光景でした。

沢山の方にモロッコの魅力を伝えたいと思い、沢山写真を撮ってきました。

モロッコの伝統的な邸宅を改装したホテル「リヤド」を訪れた私は、その完成度の高さ、デザインのすばらしさに心をわしつがみにされてしまいました。

「ようこそ」と、手にローズ・ウォーターを振りかけてくれる。そんな優雅な心遣いがリュクスな、300年前の宮殿を改装したリヤドで、甘い甘いウェルカムミントティーを頂きました。

その味わったことのない美味しさと美空間が重なり合い、まるで夢のようなアラビアンナイトの世界が広がる中で王妃になった気分、とでもいいましょうか。

 

街中がロマンチックなブルーで彩られた小さな小さな街。シャウエン。

世界中の旅人から「一度は訪れてみたい街」と言われている素敵なところ。
到着した時、見るもの全てが新鮮で、興奮する気持ちを抑えることができなかったのを今でも覚えています。
この世のものとは思えない美しい青や水色、白で塗られた町並みは、青い迷宮とも呼ばれています。
何故青なのかは、虫よけのために青く塗ったのがはじまりといわれているそう。

 

乙女心をくすぐる、ローズピンクの街。マラケシュ。

ピンク色のメディナは色鮮やかなゼリージュや美しいアラベスク模様で彩られ、
魔法使いのようなジュラバ姿の人達が佇む姿はどこかミステリアスで、
目にする雑貨たちはキラキラと輝き、エキゾチックでスウィートな魅力が溢れています。

モロッコを訪れる前、「世界はモノクロだった。」と、かのイヴ・サンローランにそう言わしめたほど、モロッコには色が溢れています。

マラケシュの離れにある、イヴ・サンローランが愛した「マジョレル庭園」。
この庭園を訪れて、その息をのむほど美しい空間にすっかり魅了されてしまいました。
竹林やサボテンなど、世界各地の植物が絶妙なバランスで配置されており、鮮やかな色彩にあふれる感性が、それはそれは斬新でした。

建物の外壁など、庭園の装飾に使われている色は「マジョレル・ブルー」と呼ばれる濃いコバルトブルーです。マジョレル・ブルーと鉢植えに使われる原色。
そして、咲き乱れる白や赤の花。鮮やかな色彩と光にあふれるこの空間が旅人に与える癒しのパワーは絶大だとしかいいようがありませんでした。

マジョレル庭園は、1920年代にフランス人画家のジャック・マジョレル氏が造園。植物収集家でもあった彼は世界各地から植物を取り寄せて、異国情緒あふれる空間を造り上げた。そしてマジョレル氏の死後、1980年にデザイナーのイヴ・サンローラン氏とピエール・ベルジュ氏が買い取って改修し、今に至ります。

 

アラブの文化や独自の風習が色濃く残り、イスラムの香り漂う街を歩けば

自分がよその国から来た旅人だということを肌で感じる、エキサイティングな非日常が待っていたのでした。

ヨーロッパやアフリカ、様々な人種やカルチャーが見事にミックスされた魅惑の国、モロッコ。
旅人と魅了してやばない不思議な魅力がたくさんつまった宝箱のようでした。

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